ふるさと納税はいつまでなら間に合うか?
今年のうちに寄附ができれば、今年の税額から控除することができます。つまり、手続きが間に合えば12月31日の大晦日まで大丈夫ということですね。
手続きが来年に入ってしまうと、来年支払う税金が減額されることになり、だいぶ先の話になってしまいます。
問題は、何をもって手続きが完了するかということです。どの時点、どの段階でふるさと納税の寄附が実行されたことになるのでしょうか。
答えは、寄附金を支払ったときです。
寄附金を支払った日は「納付日」と呼ばれ、納付日が12月31日以前になれば、今年のうちにふるさと納税が完了したということになります。
間に合った~、というわけですね。
納付日は、寄附金の決済方法によって異なります。
自治体に直接申し込む形でふるさと納税をした人だと、申込後に振込先の銀行口座や郵便局の口座番号の通知を受けて、その口座に寄附金を振り込むことになるでしょう。
この場合は納付日は振込日になります。注意しないといけないのは、2017年は12月30日が土曜日なので、最後の営業日になる12月29日までに振込をしないと年内の納付日にならないことです。
ただし、自治体によっては事務手続きの都合上、29日以前に年内のふるさと納税の受付を終了するところもあります。ですから、いつまで間に合うかは自治体によることになります。
30日に振込手続きをすると、納付日は翌営業日の2018年1月4日ということになります。
ふるさと納税のポータルサイトから自治体を選んで寄附する人は、ポータルサイトによって様々な決済方法が用意されています。
その決済方法のうち、クレジットカード、ドコモ、au、ソフトバンクのケータイ払い、ペイジーやコンビニ決済などを選ぶと、納付日が12月31日になる手続きもできます。
ポータルサイトは決済方法が統一されているところと、そうでないところがあります。複数の自治体にふるさと納税する人は、決済方法を含めてぜんぶ同様の手続きで済ませることができるポータルサイトを選ぶのがおすすめです。
自治体ごとに手続きが違うと、実はけっこう面倒だし混乱します。
同様の手続きで済むところは、ポータルサイトの運営会社が自治体に代わってふるさと納税の出納と申し込み手続きを請け負う、代理人契約を結んでいます。こうしたポータルサイトを使えば、ポータルサイトで決済が完了した日が「納付日」になるので、駆け込みで申し込みするにも便利で確実です。
さとふるも、サイトで決済が完了すると「納付日」になるポータルサイトです。
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決済方法は下記の6通りです。
- クレジットカード
- ソフトバンクまとめて支払い
- auかんたん決済
- ドコモケータイ払い
- ペイジー
- コンビニ支払い
コンビニ支払い以外は、WEBで決済が完了します。
コンビニ支払いの場合は、ふるさと納税の申し込みをしたあとに届くメールにしたがって、指定したコンビニの店頭で支払いをします。納付日はコンビニで支払った日になります。
これから駆け込みでふるさと納税をする方は、ぜひ参考にしてくださいね。